三協立山グループ『CSR報告書2019』 対象期間:2018年度《2018年6月~2019年5月》

2019.08.30

 三協立山株式会社は、当社グループのCSR(企業の社会的責任)に関する2018年度(2018年6月~2019年5月)の取り組みをまとめた『CSR報告書2019』をホームページに公開しましたのでご案内します。

『CSR報告書2019』
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『CSR報告書2019』より --- 2018年度の主な取り組み

■特集「環境技術でひらく豊かな暮らしの実践」 →P5~「特集」
・特集として、窓と換気のハイブリット化により超高断熱性能を実現した「DI 窓(※1)」と難燃性マグネシウム合金を用いた世界最大級の高速鉄道車両部分構体(ボディ)の開発について紹介しています。これまで培ってきた技術を生かし、「ものづくり」で社会に貢献していきます。

<特集1>DI窓(※1)が「平成30年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(※2)」を受賞
・窓と換気のハイブリット化により超高断熱性能を実現した「DI窓」は、窓から逃げる熱を空気で回収し、冷たい外気を温めて室内に取り入れることができる、これまでにない新しい窓です。外窓と内窓の上部に換気スリットを設け、外窓と内窓の間に断熱ブラインド(または整流版)を設けているため、外気を外窓の上部から取り入れ、二重窓(外窓と内窓)の内部を循環させて室内に取り込むことができます。「DI窓」は、NEDO(※3)の助成事業「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」にて開発した商品です。
※1 DI窓:Dynamic Insulation Window(空気を動かすことで断熱性を高めた窓)
※2 地球温暖化防止活動大臣表彰:環境省が毎年、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体に対して、その功績を讃えるため行っているものです。
※3 NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

<特集2>世界最大級・高速鉄道車両部分構体の試作に成功
・高速鉄道車両構体へのマグネシウム合金の本格運用を目指し、NEDOとISMA(新構造材料技術研究組合)が非鉄金属メーカーや車両メーカーなど11機関と取り組みを進めているプロジェクトに参画。三協マテリアル社は本プロジェクトにおいて、用途に適した難燃性マグネシウム合金の開発およびその押出成形技術の開発を担当しています。

■環境・ユニバーサルデザインに配慮した商品開発 →P14~「健全な企業活動」
・風の力で開放角度を制御し、室内に取り込む風量を調整して快適な室内環境を保つ「ARM-S Uシリーズ[U+タイプ]」自然換気窓「風力すべり出し窓」をはじめ、採風ドアや高級感を演出する鋳物格子など多彩なデザインをラインアップし、高い断熱性能によってエコで心地よい暮らしをお届けする玄関ドア「PRONOVA(プロノーバ)」などを発売しました。環境商品の開発・普及を通じて、家庭やオフィスの省エネルギー、地球温暖化防止に貢献いたします。

今後も三協立山グループは、地球環境問題を最重要課題として認識し、全ての事業活動を通じ地域や地球の環境保全に取り組み、人と自然にやさしい豊かな社会づくりに貢献いたします。

記載されている情報は、発表日現在のものです。

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