MATERIALS

営業

樋口 卓哉

三協マテリアル社
営業統括室
東海支店
〈取材時〉

理学研究科
地球惑星システム学専攻 修了
2015年入社

社内外の信頼を得て
縦横無尽に活躍する
マテリアル営業の
スペシャリストを
目指します。

志望通りの営業職に就き、
東海エリアを担当しています。

私の希望職種はメーカーの営業職でした。大学・大学院では、どちらかというと研究室で黙々と作業をしていることが多かったこともあり、もう少し人と話すような仕事に就きたいと思ったからです。入社後は3ヵ月間の研修を終え、三協マテリアル社 東海支店の営業二課に配属となりました。1年目は先輩に同行して客先を訪問し、2年目から担当を任されるようになりました。基本的に既存顧客を回るルート営業のようなスタイルで、担当する東海エリアのお客様にアルミニウム合金やマグネシウム合金の押出形材の営業を行っています。取引先が関東や関西にある場合などは、そちらに伺うこともあります。お客様の業種・業態は本当に多種多様で、自動車関連、アミューズメント関連、家電関連などのメーカーもあれば、商社の場合もあります。

新たな付加価値を生み出す
アルミ合金の押出形材を提案。

マテリアルの営業は、商品を売るというより「技術を売る」仕事。それぞれのお客様によって一つひとつ異なる課題や要望をヒアリングし、既存製品の改良や新規製品の提案を行っていきます。社内の設計や開発部門、生産管理部門などとも連携を密にしながら、お客様と一緒にモノづくりを進めていくというスタンスです。ただ、ライバルメーカーも多いため、価格競争になる場合は苦心します。そんなときは、JIS規格よりも厳しい基準で製造している当社の押出形材の優れた品質について、理学的な知見を活かして詳しく説明します。また、納期や物量について柔軟に対応できる点をアピールするなど、お客様にとっての付加価値を第一に考えて営業活動に当たっています。そうした姿勢を理解・評価いただき、受注に漕ぎ着けたときの達成感は格別ですね。営業・設計・開発・生産管理が一体となって勝ち取った案件を、お客様とともに具現化していく喜びと責任を改めて感じる瞬間でもあります。

自分に興味を持っていただき、
コミュニケーションを深めます。

営業はお客様あっての仕事ですから、日頃からお客様の関心を惹き付けられるよう心掛けています。新しい仕事に結びつけるためにも、まず私自身に興味を持っていただくのが第一歩です。さらに、社内のスタッフにも私という人間や、私が担当している仕事に興味を持ってもらうことが肝心です。本社の設計や生産管理部門のスタッフとは、個々の案件の品質・価格・納期といった要件の詳細を詰めるため、毎日のように電話やメールでやり取りしています。また、富山方面へ出張した際には特段の用事がなくても、本社の設計や生産管理のフロアに顔を出すようにしています。こうした普段からのコミュニケーションの積み重ねによって、伝えたいことが伝わりやすいパイプができ、いざというときの連携もよりスムーズにいくのだと思います。

さらに幅広い知見を
身に付けて、
新規開拓に
チャレンジします。

困ったことがあれば気さくに
相談に乗ってもらえます。

さまざまな業界の方々と出会って話ができるのは、この仕事ならではです。また、それだけ幅広い分野で私たちの製品が活躍していることに、とても大きなやりがいを感じています。思い描いていた通りの営業職に就き、毎日楽しく仕事に取り組んでいます。何か困ったことがあっても、誰でも気さくに相談に乗っていただける和気あいあいとした職場環境で、お互いに協力しながら仕事を進めていけるのもありがたいです。まだまだ知識・経験が不足している部分も多い私ですが、もっともっと見聞を広めて新規開拓にも積極的に挑戦していきたいです。これからもマテリアルの営業として、社内外から信頼されて、周囲の人たちを巻き込んで仕事ができるようなスペシャリストに成長していきたいと思っています。

広い視野で自分にぴったりの
仕事を見つけてください。

学生の皆さんには、焦らずにじっくりと自分に合う仕事を選んでほしいです。セミナーや説明会などで、いろいろな業界・業種の方々と出会い話をすることで、きっと自分に合う仕事が見つかるはずです。可能性を狭めるような先入観や固定観念に縛られることなく、広く自由な視野で就活に取り組んでください。私自身「理系の大学院出身で営業職志望」ということで、怪訝な対応をされるなど紆余曲折はあったものの、最終的には当社と出会って思い通りの就職をすることができました。近い将来、ユニークでバイタリティあふれる後輩に出会えるのを楽しみにしています。

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