三協立山とあいおいニッセイ同和損保、共同実証実験を実施
テレマティクス技術を活用し“社有車の安全運転によるCO₂削減量”を可視化

2023.05.29

 三協立山株式会社とMS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、三協立山の社有車を対象に、あいおいニッセイ同和損保のテレマティクス技術※1を活用して「安全運転によるCO₂削減量」を可視化する共同実証実験を6月1日から7月31日の2ヵ月間実施します。共同実証実験に参加する民間企業は三協立山が初めてとなります。

※1.テレマティクスとは、「テレコミュニケーション」と「インフォマティクス」を組み合わせた造語で、カーナビやGPS等の車載器と移動体通信システムを利用して、さまざまな情報やサービスを提供する仕組みです。

■目的

 今回の共同実証実験において、三協立山では、社有車の安全運転を促進することにより見込まれる、CO₂排出量削減効果の可視化に取り組み、環境への配慮と併せて安心で安全な社会の実現を目指します。また、あいおいニッセイ同和損保は、①安全運転の促進による「CO₂削減効果」の規模感を検証、②関東首都圏や地方都市等、交通環境の違いによる「CO₂削減効果」の差異を検証、③テレマティクスが脱炭素効果をもたらすことを検証し、テレマティクスの環境領域への価値連鎖の実現(CSV×DX※2の体現)を目指します。

■概要

 三協立山の社有車に、あいおいニッセイ同和損保のテレマティクスデバイス(小型車載器)を設置し、取得した走行データから「安全運転によるCO₂削減量」や「節約できた燃料消費量」を算出。算出結果はドライバーへ可視化し、対象車全体の削減効果を確認します。

実施期間:2023年6月1日~2023年7月31日
対象車 :社有車約100台(三協アルミ社の北信越支店、埼玉事業所、中四国支店、九州支店)
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■今後の展開

 本実証実験の結果を踏まえ、三協立山の全国の支店などへの展開を検討してまいります。

記載されている情報は、発表日現在のものです。

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