防火設備認定仕様と異なる仕様の製品を販売いたしました件について(再調査結果について追加のご報告)

2009年02月17日

 三協立山アルミ株式会社(本社:富山県高岡市早川70 社長:川村 人志)は、樹脂製サッシの防火設備個別認定製品に問題がありましたことを踏まえ、弊社が取得しております全ての大臣認定を受けている防火設備について、社を挙げて緊急に再調査をいたしました。
 調査の結果、防火設備認定4件において、認定仕様と異なる製品を製造・販売していたことが判明し、国土交通省に報告しましたので、ご案内申し上げます。
 (尚、当該製品は、既に平成18年8月に販売を終了しております。)

 お取引先様および、建築主様をはじめ関係の皆様方に対し、多大なるご迷惑とご心配をおかけすることとなり、重ねて深くお詫び申し上げます。

 再調査の結果の概要及び今後の対応等につきまして、下記のとおりご連絡いたします。

1.概要

1)認定製品の内容

該当製品(ビル用樹脂製サッシ)「エコ・フェンスター21(防火設備)」

該当窓種 認定番号 大臣認定取得日 販売仕様が認定仕様と異なっていた点
複層ガラス入塩化ビニル樹脂製
外開き窓
EB-0030 H13年12月14日 補強材の厚みや、
遮炎材の量や位置の変更を行ったこと
複層ガラス入塩化ビニル樹脂製
両開き戸(片側常閉)
EB-0031 H13年12月14日
複層ガラス入塩化ビニル樹脂製
内開き内倒し窓
EB-0177 H16年3月31日
複層ガラス入塩化ビニル樹脂製
はめ殺し窓
EB-0178 H16年3月31日

2)認定仕様と異なる製品の製造・販売

本製品のうち、主構成材料および副構成材料の一部に、防火設備認定仕様と異なる内容の製品を製造・販売しておりました。

3)対象物件・窓数

 平成14年6月から平成18年8月までの間に、14棟(595窓)の製品が販売されていることを確認、特定しております。
 該当物件につきましては、個別にご案内させていただきます。尚、14物件の所在地としましては、北海道、宮城県、東京都、京都府、徳島県、福岡県となっております。

4)対象物件への対処

 該当製品を納入した施工物件の全てについて、物件ごとにお客様と相談のうえ、基準法に従った適切な改修をいたします。

2.不適切な内容となった経緯

 商品開発担当者が、認定仕様に対する安易な解釈から、コストダウンのために生産上の合理化を図っていたためです。詳細につきましては、現在、社外有識者も含めた調査委員会において、前回の問題となりました分も含め、原因究明とそれに至った背景を調査中です。

3.今後の対応及び再発防止について

 今後、該当する物件の全てにおいて、早急に改修工事等を行わせていただく所存です。速やかに、お取引先および建築主様へご説明にあがらせていただき、ご意向を伺いながら、適切な対策を講じさせていただきます。
 また、今後、調査委員会における結果を踏まえ、全社を挙げて再発防止対策に取り組んでまいります。

4.お問い合わせ窓口について

<製品に対するお問い合わせ>

三協立山アルミ株式会社 樹脂サッシ相談センター
電話番号:0120-201-783(フリーダイヤル)
FAX番号:0120-205-785(フリーダイヤル)
受付時間:

  2月28日まで 月曜日から土曜日まで受付(日曜、祝日を除く) 9:00~20:00
3月1日以降 月曜日から金曜日まで受付(土日、祝日を除く) 9:00~17:00

記載されている情報は、発表日現在のものです。

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