56年ぶりの大刷新 三協立山作業服 リニューアルプロジェクト

56年ぶりの大刷新
三協立山作業服 リニューアルプロジェクト

  • #サステナビリティ

2025年11月、実に56年ぶりとなる作業服のリニューアルを実施しました。
本格導入から半年、新しい作業服を着用する中で、その効果が実感され始めています。今回は、若手社員が中心となって推進された本プロジェクトについてご紹介します。

目次

作業服リニューアルの背景と目的

現行の作業服は導入から56年が経過し、性別の区別なく着用できる作業服への要望や、機能性・デザイン性などにおいて改善を求める声が従業員から多く寄せられていました。
そこで、「わくわく働ける職場環境を生み出し、誇りを持って着たくなる作業服」をコンセプトに、快適な職場環境の実現と従業員のエンゲージメント向上を目指しました。

新作業服のポイント:デザイン・素材・機能性の追求

画像提供:ミドリ安全株式会社 
上記の機能はミドリ安全株式会社の特許/意匠登録を含みます。

デザイン面

  • 時代に即した洗練されたジェンダーレスなデザイン
  • チャコール色を基調とした実用性と清潔感を両立させた配色
  • コーポレートカラーのブルーラインによる一体感の表現
  • 裾を外に出したままでもバランスよく着こなせる着丈設計

素材面

  • あらゆる作業姿勢に対応する伸縮性に優れた生地
  • 通気性や吸汗速乾性の高いポロシャツ生地(半袖ポロシャツ)に加え、新たに夏用ズボンを導入し、熱中症対策を強化
  • 長時間の着用でも疲労感を軽減する耐久性と着心地のバランス

機能性

  • 着脱しやすいファスナー仕様(ブルゾン)
  • 紛失の心配がないスナップボタン仕様(長袖シャツ)
  • ベルトなしでも着用可能な両脇ゴム仕様(ズボン)
  • 腰への負担を軽減する幅広ウエスト設計と腰部保護一体型パンツ

リニューアルプロジェクトメンバーインタビュー

作業服リニューアルに携わった社員を代表し、4名にインタビューを行いました。

  • 近藤 祐汰
    三協アルミ社
    開発統括部
    商品開発二部
    インテリア開発課
    近藤 祐汰 さん
  • 宮藤 佳威
    三協アルミ社
    開発統括部
    商品開発二部
    開口部開発一課
    宮藤 佳威 さん
  • 中野 夏依
    三協アルミ社
    営業統括部
    営業企画部
    商品開発一課
    中野 夏依 さん
  • 堀内 純子
    三協立山
    総務人事統括室
    人事部
    人材戦略課
    堀内 純子 さん

※所属、役職は取材当時のものです

  • リニューアルプロジェクトをどのように実現していったのか教えてください

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    近藤さん : 社員の要望や満たすべき性能要件を関係部署や全ての工場を回ってヒアリングし、具体的な案に落とし込んで、実現可能な形にまとめ、社内で協議を進めていきました。

    宮藤さん : ヒアリングでは、担当する製品や作業工程ごとにそれぞれの希望があり、多様な意見を1つの形に集約していく必要がありました。
    最終的なデザインについては、2つの候補に絞り、工場に勤務する社員を含む約1700名の投票で決定しました。

  • ヒアリングではどのような要望がありましたか?

    宮藤さん : 汚れが目立ちにくい生地色や防寒性、動きやすさについての要望が多かったです。特に動きやすさと防寒性との両立は難しかったですが、様々な生地を検討し、動きやすく、防風性能が下がらない作業服を実現しました。

    中野さん : 安全性の要望も多かったです。引っ掛かりのリスクを減らすよう改良しました。

  • デザイン面で特にこだわった点や工夫した点を教えてください

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    中野さん : デザイン面では、胸に入ったブルーのラインが一番特徴的な点だと思います。コーポレートカラーである青色で、社員同士のつながりを表現しました。

  • 導入から半年、実際に着用して感じている着心地を教えてください

    宮藤さん : 私自身も毎日着用していますが、ストレッチ性の高さやカーゴポケットの追加で、着心地・機能面ともに向上したのを実感しています。特にこの点は工場勤務の方からも好評の声が聞こえています。

    中野さん : デザイン面では特に女性社員から好評で、積極的に着用されているように感じます。リニューアル前はオフィス勤務の女性社員で作業服の上着を着用する方はほぼいませんでしたが、今は作業服を選ぶ方をよく見かけるようになりました。

    近藤さん : 実際、ある工場勤務の女性社員から、「デザインがおしゃれになって、着るのが楽しみになった」と聞きました。モチベーションアップに繋がっていると思うと、やってよかったと感じます。

  • 作業服のリニューアルを通して、社内の雰囲気や社員の意識にどのような変化があったと感じていますか?

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    中野さん : 着心地が良くなり、オフィスワークが多い部署の社員も作業服のブルゾンを羽織っていることが多くなったように思います。

    堀内さん : 役員の方も普段は作業服を着ている方が増えました。性別はもちろん、部署や役職に関わらず同じユニフォームで業務に取り組んでいると、不思議と一体感のようなものを感じます。

  • 夏に向けて、刷新された作業服に込めた工夫や思い、そして今後の展望について教えてください。

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    宮藤さん : 夏用の作業服はやはり熱中症対策を一番念頭に置きました。生地を通気性・吸収速乾性の高いものに改善し、夏用ズボンを導入するなど、少しでも快適に作業できるよう工夫しました。

    堀内さん : 特に夏場の工場の環境については、社内で常に改善の視点を持って取り組んでいる領域です。夏の暑さ対策と快適性の両立を目指した新しい作業服が、職場環境の改善に貢献することを期待しています。今回の取り組みが社員一人ひとりの満足度向上、組織全体の活性化に繋がるものと考えています。

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