サステナビリティ・リンク・ローンの契約締結について

2025.02.26

 三協立山株式会社は、三井住友信託銀行株式会社、株式会社北陸銀行および株式会社日本政策投資銀行をアレンジャーとするシンジケーション方式の「サステナビリティ・リンク・ローン」に関する融資契約を締結しました。

 サステナビリティ・リンク・ローンは、借り手の経営戦略に規定されているサステナビリティ目標と整合した「キー・パフォーマンス・インディケーター(以下「KPI」)」と「サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下「SPT」)」を設定し、融資条件とSPTに対する借り手のパフォーマンスとを連動させ、SPT達成への動機付けを借り手に与えることで、環境的・社会的に持続可能な経済活動および経済成長の促進を目指すものです。

 三協立山グループは、長期ビジョン「VISION2030」において、変化する市場構造に適応し持続的な成長を目指すため、「サステナブルで豊かな暮らしに貢献~環境に配慮した、安心で快適な社会の実現~」を掲げています。グループの競争力に密接に関連するサステナビリティの取り組みとして、温室効果ガス削減や主要原材料であるアルミをはじめとする資源循環等に注力しており、これらは「VISION2030」を実現するための重要課題です。
 本件ローンでは、三協立山グループのCO2排出量(Scope1・2)の削減をSPTに設定し、現中期経営計画期間中の達成を目指しています。

 本件は、株式会社日本格付研究所より、サステナビリティ・リンク・ローン原則等への適合性について第三者意見を取得しています。

<本件(シンジケートローン)の概要>

契約締結日 2025年2月26日
アレンジャー 三井住友信託銀行、北陸銀行、日本政策投資銀行
エージェント 三井住友信託銀行
サステナビリティ・コーディネーター 日本政策投資銀行
組成金額 100億円
資金使途 新湊東工場増設に関する設備資金

<KPIおよびSPTの概要>
 本件は、以下のKPIとSPTを設定しています。

KPI SPT SDGs
三協立山グループのCO2排出量(Scope1・2) 2026年度時点で、三協立山グループのCO2排出量(Scope1・2)を2017年度対比にて37.3%削減
※サステナビリティ・リンク・ローン原則等への適合性についての第三者意見
 株式会社日本格付研究所のウェブサイトを参照ください
 https://www.jcr.co.jp/greenfinance/

記載されている情報は、発表日現在のものです。

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