環境コミュニケーションの促進
三協立山グループは、環境保全活動や環境負荷低減活動を、地域社会や行政機関、従業員などのステークホルダーの方々と連携しながら推進しています。
地域の脱炭素化と災害対策に貢献
三協アルミ社が発売しているカーポート型太陽光パネル架台「エネジアース」※1が、高岡市の事業者支援事業「高岡市チャレンジ新商品認定事業」※2の脱炭素枠の第1号に認定され、同支援事業を活用した初物件として、高岡市上下水道局(富山県高岡市)に採用されました。
今回の物件では、「エネジアース」に電気自動車(EV)用充電設備を設置しており、高岡市が取り組むEVの普及促進と、環境に優しく災害に強いまちづくりに貢献します。
- カーポート型太陽光パネル架台「エネジアース」リファイン
https://alumi.st-grp.co.jp/news/2024news/ex20240613.html - 高岡市が、市内事業者が開発した新商品を認定し、販路開拓を支援する事業
https://www.city.takaoka.toyama.jp/soshiki/sangyokikakuka/2/1/1/5125.html
高岡市上下水道局に納入した「エネジアース」
「とやまの森づくりCO₂吸収・固定量認証書」の受領
「とやまの森づくりCO₂吸収・固定量認証制度」とは、富山県が令和6年度より開始した、森づくり活動等によるCO₂吸収・固定量を算定・認証する制度です。活動を通じてカーボンニュートラルの実現に貢献している企業・団体の取り組みやその価値を多くの人々に知ってもらい、さらなる活動を後押しすることを目的としています。
2024年11月に行われた交付式において富山県の佐藤副知事から認証書と銘板を手渡されました。
三協立山は、これからも地域の環境保全に貢献し、森をつくり守る活動を継続してまいります。
ツインリーフの森づくり
生物多様性の保護、CO₂の削減および地域の自然保護活動に貢献することを目的に、富山県が推奨する「企業の森づくり」に 2013年4月から参画しています。高岡市の雑木林に従業員とその家族のボランティアで、これまでに2,500本の苗木を植樹しました。苗木が成長するまで、下草刈などの維持活動を行っています。
2025年4月、第23回の活動を行いました。参加者は55名で、7~8年前に植樹した苗木にからみついたツルを切り、下草刈の際に目印となるよう苗木にピンク色のテープを付け、安全に活動ができるよう周辺にスズメバチが巣を作ることを防ぐハチ捕獲器の設置を行いました。
作業終了後には、参加者の皆さんに「しいたけやなめこの植菌」「わりばしパチンコ工作」を体験していただきました。初めての作業で子供たちも楽しんでいました。
集合写真
苗木テープ付け
しいたけの植菌体験
環境イベントへの参加
2024年度は富山県内の主要環境イベントに積極的に参加しました。10月には富山産業展示館で開催された「とやま環境フェア2024」に出展し、当社の環境配慮商品や環境技術を紹介するとともに宅配ボックスを多数展示して再配達削減による環境負荷低減をアピールしました。1月には高岡市御旅屋セリオでの「たかおかSUN SUNエコフェスタ」で「三協立山のデコ活」ブースを設け、再生アルミ建材「リアルミT」や樹脂内窓「プラメイクEⅡ」、カーポート型太陽光パネル架台「エネジアース」のミニチュアを紹介しました。さらに3月には射水市アル・プラザ小杉の「未来へつなぐサステナライフフェア」で「先進的窓リノベ2025」を多くの来場者に案内しました。これらのイベントを通じて、当社の環境配慮商品と脱炭素社会実現への取り組みを広く発信することができました。
とやま環境フェア
たかおかSUN SUNエコフェスタ
未来へつなぐサステナライフフェア
全社一斉清掃活動
社会貢献活動の一環として、毎年「ごみゼロの日(5月30日)」にあわせて、全社一斉で事業所周辺の清掃活動を実施しています。
2024年度は、全国で2,328名が参加しました。今後も、事業所周辺の清掃活動を行い、地域の環境美化意識や従業員一人ひとりがごみゼロ社会の実現に向けてごみを出さない、捨てない、または、分別意識をもって資源として有効利用を図るなどの環境保全意識の醸成に努めます。
三協マテリアル社 石川工場
三協アルミ社 京都事業所


