社会

健康と安全

労働安全衛生について(健康・安全な職場環境の整備)

基本理念

従業員の安全と健康は、企業の存立の基盤をなすものであり、安全衛生の確保は、企業の社会的責任です。
三協立山グループでは、人間尊重を基本理念とし、「安全第一」と「健康保持増進」を基本に全員参加で安全衛生活動を展開します。

健康経営

2019年10月に健康経営宣言を策定、健康経営推進として、代表取締役社長を健康管理推進委員長とし、さらに施策の立案、実行、効果、検証機関として「健康管理推進委員会」を設置し実行しています。また、委員会の内容は、年1回取締役会及び経営会議に報告を行っています。

健康経営推進体制

2025年3月には、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」の取組みが優良であると認められ、経済産業省より「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」の認定を受けております。健康経営優良法人(大規模法人部門)としては2018年より7年連続にて認定を受けており、2021年及び2024年においては、大規模法人部門の上位500社に与えられる「ホワイト500」に認定されています。

健康活動

■ 女性特有の健康課題の共有と環境改善

女性活躍を推進する人材活躍部会との合同の取り組みとして、女性特有の健康課題について、女性従業員とその上司である主に男性の管理職を対象に、女性健康セミナーを継続的に実施しています。
専門講師を招き①女性の健康や状況を知る②多様なメンバーが働く際のジレンマを疑似体験する③お互いを知り、相互理解を深められることを目的に集合研修を行っています。また、健康課題に対する社内制度の整備などの取り組みも行い、より働きやすい職場環境の構築を目指しています。

■ メンタルヘルス不調の予防改善

毎年、メンタルヘルスチェックを実施し結果の組織分析を行い、その結果を事業所毎に管理職に通知した後、研修を実施し職場の環境改善を図っています。また、今期よりストレス低減方法などについてのマインドフルネスの実践支援を行っています。

■ 健康相談・面談体制の整備

長時間労働による健康障害の防止として、長時間労働者の産業医による面接指導の実施や時間外労働の削減を目的とした業務内容の再配分などを努めています。健康相談窓口としては、社内では保健スタッフに相談できる体制や、オンラインを利用した相談、社外の24時間対応のカウンセリングサービスを整備しています。

安全活動

『一人ひとりカケガエノナイひと』、『安全は全てに優先する』を基本に、職場の危険性低減活動として、グループの統一のリスク評価基準により客観的かつ一貫性のある評価を行う「リスクアセスメント」をはじめ、「5S活動」、「ヒヤリハット活動」や経営側と労働組合が協力して実施する職場の点検活動「労使安全パトロール」などを展開し危険性の排除に取組んでいます。

■ 安全衛生管理活動方針:重点実施事項
  • 危険性の低減活動の推進
  • グループ関連会社・協力会社の連携強化
  • 安全に強い人づくり推進
  • 心とからだの健康づくり

を掲げ、活動を行っています。

■ 安全衛生の推進体制

各事業所においては、安全責任者・衛生管理者・労働組合担当・従業員代表等を集めた、安全衛生委員会を月1回開催し、リスク改善の結果、安全活動内容等の状況を共有し協議を行っています。また、生産に関わる事業所の安全責任者を集めた安全衛生大会を年1回開催し、安全方針や重点施策の情報共有を図っています。これらの記録を従業員代表を通じて職場に周知し、全社的な安全衛生活動の継続的な改善につなげています。
また、安全管理状況については、年1回の社外取締役への報告を実施し、指示・助言を受けています。

●2024年度労働災害件数

2024年度の災害件数は、19件であり、その中で重篤な災害(死亡事故も含む)は発生しておりません。

■ 休業度数率(災害)
■ 休業度数率(疾病)
■ 強度率

単位:%

年度 2022 2023 2024
強度率 1.00 0.98 1.18

戦略マップ

社員の健康状態

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