社会

健康と安全

基本理念

従業員の安全と健康は、企業の存立の基盤をなすものであり、安全衛生の確保は、企業の社会的責任です。
三協立山グループでは、人間尊重を基本理念とし、「安全第一」と「健康保持増進」を基本に全員参加で安全衛生活動を展開します。

健康経営

2019年10月に健康経営宣言を策定、健康経営推進として、代表取締役社長を健康管理推進委員長とし、さらに施策の立案、実行、効果、検証機関として「健康管理推進委員会」を設置し実行しています。

健康経営推進体制

2025年3月には、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」の取り組みが優良であると認められ、経済産業省より「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」の認定を受けています。

また、グループ会社のST物流サービスが「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門(ブライト500))」の認定を受けています。ST物流サービスは2022年より4年連続の認定となります。

健康活動

健康診断の充実

健康診断および二次健診の受診率向上のため、各事業所の総務責任者および保健師が、健康保険組合と連携して、未受診者および未受診者上司に対して受診指導を実施し、健康診断受診率は100%を達成しました。また、40、45、50、55、59歳の方には半日人間ドックを実施し、女性社員には婦人科検診を実施するなど、健診内容の充実を図っています。新入社員には健診機関に働きかけ、健診結果を通常よりも早くもらい、若い時から正しい生活習慣を図れるよう指導を行っています。がん対策では、胃、大腸、乳、子宮、前立腺がんの検診受診率向上対策を進める中で、特に婦人科検診ではできるだけ女性医師になるよう配慮しています。さらに被扶養者に対して、毎年4月に健診案内と申込書を郵送し、無料で受診できる体制にしています。

生活習慣改善

食生活改善として社員食堂(富山県内)で全メニューにカロリーや成分(タンパク質・糖質・塩分・脂質)を表示し、食に対する意識付けを行っています。また、一般定食に加えて、野菜多めのヘルシー定食と低カロリー・低塩分・低脂質の「健康定食」を提供しています。

健康定食の提供

健康相談・面談体制の整備

長時間労働による健康障害の防止として、長時間労働者の産業医による面接指導の実施や時間外労働の削減を目的とした業務内容の再配分などに努めています。健康相談窓口としては、社内では保健スタッフに相談できる体制や、オンライン(Zoom)を利用した相談、社外の24時間対応カウンセリングサービスを整備しています。

リモート風景

安全活動

「一人ひとりカケガエノナイひと」、「安全は全てに優先する」を基本に、職場の危険性低減活動として「リスクアセスメント」、「5S活動」、「ヒヤリハット活動」や「労使安全パトロール」などを展開し危険性の排除に取り組んでいます。

安全衛生管理活動方針:重点実施事項

  • 危険・有害性の低減活動
  • グループ関連会社・協力会社の連携強化
  • 安全に強い人づくり
  • 心とからだの健康づくり

を掲げ、活動を行っています。

安全衛生の推進体制

各事業所においては、安全責任者・衛生管理者・労働組合担当などを集めた安全衛生委員会を月1回開催し、リスク改善の結果、安全活動内容などの状況を共有し協議を行っています。また、生産に関わる事業所の安全責任者を集めた安全衛生大会を年1回開催し、安全方針や重点施策の情報共有を図っています。

●2023年度労働災害件数

2023年度の災害件数は、11件であり、その中で重篤な災害(死亡事故も含む)は発生しておりません。

休業度数率(災害)

休業度数率(疾病)

強度率

単位:%

年度 2021 2022 2023
強度率 1.04 1.00 0.98

戦略マップ

社員の健康状態

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