環境

化学物質対策

三協立山グループでは、PRTR※1法対象物質の管理および吹付塗装工程におけるVOC※2排出量の削減に努めています。

※1 PRTR(Pollutant Release and Transfer Register : 環境汚染物質排出・移動登録)
※2 VOC(Volatile Organic Compounds : 揮発性有機化合物)

化学物質管理

関連会社も含めた2022年度のPRTR法に基づく報告対象物質の取扱量の合計は、426.0tです。このうち、大気、水域への排出量は、取扱量の37.4%(159.2t)に相当し、その内の139.6tが大気に、19.6tが公共水域に排出されています。
以下にPRTR届出義務対象化学物質の排出量、移動量などを示します。

PRTR届出義務対象物質(関連会社含む)

・ 上記集計表には、PRTR届出に必要な取扱量に達していない事業所の実績は含まれていません。
・ 集計に差異があるものは、四捨五入によるものです。
※3 事業所外への移動量:事業活動に伴って排出される産業廃棄物を、産業廃棄物処理業者に委託して場外へ移動する量
※4 消費量:対象物質が反応原料として消費された量、または製品に含有もしくは付着して場外に持ち出される量

吹付塗装工程におけるVOC排出量

2022年度のVOC排出量は、111tと2021年度比3.9%(4.2t)の増加となりました。増加の主な理由は、塗装面積が2021年度比4.0%増加によるものです。
塗装面積原単位について、VOC排出量原単位は前中期比で10.4%削減となりました。低VOC希釈シンナーの追加採用やVOCを含まない粉体塗装の割合増により効果が得られています。

VOC排出量と塗装面積原単位対前中期比の推移

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