大阪・関西万博で東海道新幹線再生アルミのブース展示に参画
~環境負荷低減への取り組みを発信~

2025.08.07

 三協立山株式会社は、東海旅客鉄道株式会社が「2025年日本国際博覧会」(以下「大阪・関西万博」)のフューチャーライフヴィレッジ・「TEAM EXPOパビリオン」において実施する、東海道新幹線再生アルミ(以下「新幹線再生アルミ」)の環境優位性や将来性などを体感できるブース展示に参画します。

 フューチャーライフヴィレッジは人が主役のパビリオンであり、様々な参加者が「未来の暮らし」、「未来への行動」をコンセプトとする多種多様な「問い」と「提案」を持ち寄ることで、参加者同士や来場者との対話が生まれ、未来社会はどんな姿かをみんなで考え、共に創り出していく共創(co-create)を実現する場です。
 このエリアの展示の一つである「TEAM EXPOパビリオン」は、展示者自身が「主人公」となり、「未来への行動」を宣言することで、展示者と来場者が「対話」し、未来社会の実現に向けた新たな「共創」を生み出すことを目的としています。

 当社は、新幹線再生アルミを用いた低炭素アルミ建材「ReALumiアルミ T」において、溶解・鋳造から製造、販売までを担当していることから、本展示に参画します。
 会場では、「ReALumiアルミ T」を使用したサッシのミニチュアやカラーサンプルを展示するほか、新幹線からアルミ建材への循環フローをポスターで解説。サーキュラーエコノミーの実現や、製造時のCO₂排出量削減に貢献する「ReALumiアルミ T」について分かりやすくご紹介いたします。

 当社は今後も、循環アルミの使用促進による環境負荷低減と資源の有効活用に取り組み、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

※JR東海グループと三協立山が『東海道新幹線再生アルミ』を活用した建材を共同開発
三井不動産レジデンシャルの新築物件に初採用
https://www.st-grp.co.jp/news/2024news/st20241121.html

【展示概要】

タイトル 「サーキュラーエコノミーの実現へ:東海道新幹線再生アルミの挑戦」
日時 2025年8月29日(金)~31日(日)
※各日10:00~21:00
エリア フューチャーライフヴィレッジ・「TEAM EXPOバビリオン」(万博会場内)
共同展示者 産業振興株式会社、三協立山株式会社、SUS株式会社、大建工業株式会社、大成建設株式会社、直富商事株式会社、東海楽器製造株式会社、株式会社UACJ、ジェイアール東海商事株式会社、相模原市、一般社団法人日本アルミニウム協会(計11社)
主な内容 ① 新幹線再生アルミのコンセプトや開発プロセスの紹介ブース
② 新幹線再生アルミの活用事例やアルミ素材の特性を体験できるブース
③ サーキュラーエコノミーやSDGsについて実例を交えて学べるブース

※『東海道新幹線再生アルミ』のロゴは、ジェイアール東海商事(株)の登録商標です。

展示エリアのイメージパース

展示エリアのイメージパース

【ブース展示の概要】

① 新幹線再生アルミのコンセプトや開発プロセスの紹介ブース

 新幹線再生アルミのコンセプトや開発プロセスを実際の工程風景を用いて分かりやすく解説した動画や、新幹線再生アルミの原材料の展示を行います。

■実際のリサイクル工程を含む貴重なオリジナル動画

実際のリサイクル工程を含む貴重なオリジナル動画

■新幹線再生アルミの原材料

新幹線再生アルミの原材料(車体側面)

・車体側面

新幹線再生アルミの原材料(アルミ破材)

・アルミ破材

② 新幹線再生アルミの活用事例やアルミ素材の特性を体験できるブース

 新幹線再生アルミを活用した建材や日常用品など多種多様な製品を展示や、アルミの性質を理解できる体験型展示、VR(バーチャルリアリティ)を用いたアルミ工場見学体験等を実施します。

■新幹線再生アルミの活用製品

新幹線再生アルミの活用製品(ギター)

・ギター

新幹線再生アルミの活用製品(建材)

・建材

■体験型展示(素材の重さ比較)

体験型展示

③ サーキュラーエコノミーやSDGsについて実例を交えて学べるブース

 そもそもサーキュラーエコノミーやSDGsとは何か、新幹線再生アルミの生成時に生じる副産物を活用して作った環境配慮コンクリートなどの事例を交えながら解説します。

■サーキュラーエコノミーについて
 図解で理解できるオリジナル動画

図解で理解できるオリジナル動画

■環境配慮コンクリート
(椅子型に加工して展示予定)

環境配慮コンクリート

記載されている情報は、発表日現在のものです。

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