「誇りを持って着たくなる」を形に 56年ぶりに作業服をリニューアル
2025.11.26
三協立山株式会社は、工場などで働く約2,900名の従業員を対象に、快適な職場環境の実現と従業員のエンゲージメント向上を目的として、作業服をリニューアルし、2025年12月より着用を開始します。
1.リニューアルの背景と目的
現行の作業服は導入から56年が経過し、性別の区別なく着用できる作業服への要望や、機能性・デザイン性などにおいて改善を求める声が従業員から多く寄せられていました。
そこで、「わくわく働ける職場環境を生み出し、誇りを持って着たくなる作業服」をコンセプトに、快適な職場環境の実現と従業員のエンゲージメント向上を目指し、作業服を刷新いたしました。
今回のリニューアルでは、若手社員を中心としたプロジェクトチームが主体となり、人事部、労働組合と協議を重ねながら進めてまいりました。全社員へのアンケートや、作業服貸与対象者へのヒアリング、モニタリングを通じて現場の声を反映させた結果、機能性とデザイン性を両立した新作業服が完成しました。
2.新作業服のポイント
- 時代に即した洗練されたジェンダーレスなデザイン
- チャコール色を基調とした実用性と清潔感を両立させた配色
- コーポレートカラーのブルーラインによる一体感の表現
- 裾を外に出したままでもバランスよく着こなせる着丈設計
- あらゆる作業姿勢に対応する伸縮性に優れた生地
- 通気性や吸汗速乾性の高いポロシャツ生地(半袖ポロシャツ)に加え、新たに夏用ズボンを導入し、熱中症対策を強化
- 長時間の着用でも疲労感を軽減する耐久性と着心地のバランス
- 着脱しやすいファスナー仕様(ブルゾン)
- 紛失の心配がないスナップボタン仕様(長袖シャツ)
- ベルトなしでも着用可能な両脇ゴム仕様(ズボン)
- 腰への負担を軽減する幅広ウエスト設計と腰部保護一体型パンツ
上記の機能はミドリ安全株式会社の特許/意匠登録を含みます。
3.リニューアルに携わった若手社員のコメント
「現行作業服のリニューアルに携われたことは、大変貴重な経験となりました。試作品を実際に工場で着用し、そのフィードバックを基に機能性の改善を重ねた結果、新作業服が完成しました。また、デザインは全社アンケートを実施し、多数の支持を得たデザイン案を反映し決定しました。新しい作業服を着ることにより、社員の皆さんが少しでも快適に、そして誇りを持って働けるようになれば嬉しいです。」(商品開発部・入社5年目)
4.快適な職場環境の実現に貢献
今回の作業服リニューアルでは、デザインや機能性、素材選びに至るまで、従業員が日々の業務をより快適に、そして意欲的に行えるよう、細部にわたる工夫を凝らしました。新作業服を通じて、従業員一人ひとりが快適に、そして安心して働ける職場環境を整備し、従業員エンゲージメントの向上と企業の持続的な成長に貢献してまいります。
【仕様】
| アイテム | ブルゾン、長袖シャツ、半袖ポロシャツ、ズボン(夏・冬)、帽子 |
|---|---|
| 素材 | ブルゾン、長袖シャツ、ズボン(夏・冬)、帽子:ポリエステル65%・綿35% 半袖ポロシャツ:ポリエステル100% |
| 製造元 | ミドリ安全株式会社(※帽子を除く) |
記載されている情報は、発表日現在のものです。


