社会

地域社会とともに

三協立山グループは、地域社会の一員として、社会貢献活動やコミュニケーション活動など、地域との共生に向けた活動に積極的に取り組んでいます。

地域社会の一員として

「富山マラソン」ランナーへ給水ボランティア

2021年11月、「富山マラソン2021」が開催され、県内外から9,916人が参加しました。三協立山は、社会貢献活動の一環として、従業員30人がランナーへの給水ボランティアに参加し、給水サポートと応援を行いました。
三協立山グループからもランナーとして多数参加し、応援に熱が入りました。

給水サポートチーム

献血の実施

三協立山グループは、毎年富山県赤十字血液センターが実施する献血活動に協力しています。
さまざまな社会貢献活動の中でも、献血は身近で人の生命に関わる大切な活動であると認識しており、コロナ禍で全国的に献血に協力する人が減少する中、従業員に対して自主的かつ積極的な参加を呼びかけています。

2021年度献血実績

国立大学法人富山大学と共同研究講座を設置
(先進軽金属材料国際研究機構にてアルミリサイクルと押出加工の革新を研究)

三協立山は国立大学法人富山大学と共同でアルミリサイクルおよび押出加工の革新研究を行うための共同研究講座を2022年8月、先進軽金属材料国際研究機構※1に設置いたしました。
リサイクル材を溶解してアルミ製品を作る場合、天然資源と石油由来の電気から新造した場合に比べ、エネルギー消費が3%程度と少なくCO₂排出量の削減につながります。また、アルミ合金は各種添加元素を含んでいます。その中でスクラップを再利用する過程において、特に溶けたアルミ合金から不純物は分離しにくく、その除去が大きな課題です。サッシからサッシなど同種の製品へ再生することは可能ですが、アルミ缶やサッシ、自動車部品などが混在したスクラップからの製品製造は困難な状況です。

記者会見の様子

■共同研究講座※2設置の目的

今回の共同研究講座では、資源循環に欠かせないアルミリサイクル技術の向上につながる研究や、さらなる軽量化が期待される自動車・鉄道分野などに向けた、押出加工プロセスの革新研究に取り組むことで、三協立山が目指すサステナビリティへの礎を築くとともに、将来的な社会変革に資する研究成果の実現を目指します。加えて富山大学との共同研究により、未来のアルミ産業の担い手となる若手人材の育成にも貢献したいと考えています。

■予定する研究課題
  • ①アルミスクラップの不純物制御に関する研究
  • ②超高強度アルミ合金の押出加工・熱プロセスに関する研究
■共同研究体制

同講座に三協立山より共同研究講座教員1名、研究者3名を派遣いたします。

  • 先進軽金属材料国際研究機構:
    2021年に日本初の軽金属国際研究教育拠点の構築を目的に熊本大学と富山大学が連携し設置。文部科学大臣から共同利用・共同研究拠点として認定。
  • 共同研究講座:(国立大学法人富山大学共同研究講座規則から抜粋)
    共通の課題に関し本学と共同で研究を実施する民間など外部の機関から本学に受け入れる経費を活用して設置および運営し、もって本学の研究の進展および充実に資することを目的とする。
ページTOPへ戻る