環境

商品開発の基本姿勢

三協立山は、マーケットインをベースとした全体最適システムから商品開発を行い、お客様の期待にお応えします。

商品開発理念

安全・安心で快適な空間と生活に寄与するために、全ての新規開発商品において、①環境配慮と②ユニバーサルデザイン(以下UD)を基本に、「材料選定」、「機能・性能」、「ロングライフ」の3つの要素を使う人の立場に配慮して盛り込み、お客様へご提案しています。

環境配慮の商品づくりについて

環境配慮設計指針による商品開発

三協立山では、「環境配慮設計指針」を基本として商品開発を行っています。この中では、「省エネルギー」「省資源」「資源有効活用」「環境保全」の4つのコンセプトに基づき、材料選定、生産、流通、施工、使用から解体・廃棄までのライフサイクルでの環境負荷低減に努めています。

環境配慮商品

商品開発時には、環境配慮設計指針に基づいた「環境配慮設計チェックリスト」を用いて、全ての開発商品について、環境への影響を評価しています。
従来同等商品より環境への負荷が少なくなるよう目標を定め、総合点数が目標を上回った商品を「環境配慮商品」と定めています。
(三協アルミ社の2021年度の環境配慮商品売上比率:84.4%)

環境配慮商品マーク

ユニバーサルデザインの取り組み

UDユーザー評価会

UDユーザー評価会とは、開発商品の試作確認時にユーザー視点での商品評価を行うものです。ユーザー側の声を商品開発へフィードバックすることで、書類審査や開発関係者による検討だけでは気が付かない問題点を掘り起こします。

UDユーザー評価会

製品の安全確保

有害化学物質の管理と削減

三協立山グループは、製品に含有する化学物質および製造段階で使用する化学物質について、国内法・国外法に準拠した適正使用を推進しています。また、国内外の規制を先取りした有害化学物質の削減・代替化に取り組んでいます。

1.製品含有化学物質管理の必要性

背景として、健康被害や環境への悪影響の防止を図る世界的な合意の下で、含有化学物質の規制が強化されています。
EU:RoHS指令、REACH規制、ELV指令など、電気・電子業界や自動車業界では厳しい規制が行われており、当社顧客先からも化学物質に関する調査や問合せ、管理体制整備についての要求があり、製品含有化学物質について、適正な管理体制を構築することが必要です。

2.体制

製品含有化学物質に関する法令に対して、適切に管理対応できるよう、体制の強化を図っています。

3.管理規程・管理基準

全社共通のルールとなる「三協立山製品化学物質管理規程」および守るべき化学物質やサプライヤーへの要求事項を示した「三協立山製品含有化学物質管理基準」を2017年9月に制定し、製品含有化学物質管理の運用を開始しています。

4.製品含有化学物質情報の伝達

製品含有化学物質管理のためのシステムを導入し、製品含有化学物質情報のデータ収集やデータ蓄積、顧客先への情報伝達など、適正な管理に努めています。

■ 製品含有化学物質管理への取り組み

  • 製品含有化学物質を適正に管理し、情報を迅速に伝達する
  • 当社を含め、サプライチェーン全体で、製品含有化学物質管理のレベルを上げる
5.有害化学物質の削減・代替化

有害化学物質の削減・代替化として、六価クロムの代替化に取り組んでいます。六価クロムを含まない、環境に配慮した仕様を検討していきます。

社会から評価を受けた商品

[DI窓(ダイナミックインシュレーション窓)]
熱回収換気機能付き高断熱窓

DI窓は窓を開けずに「換気しながら⾼断熱」を実現する⼆重窓です。
窓と24時間換気を組み合わせることで、外窓と内窓の間に取り⼊れた外気を対流させ、その空気の流れで窓から逃げる熱を回収する「室温に近いここちよい換気」と、窓でありながら「外壁並みの⾼断熱」を実現。
快適に住み続けるためのお⼿伝いをします。
詳細はこちら

外装ルーバー「タワースクリーン TSRシリーズ」

ファサードのデザイン性と風騒音の抑制を両立した格子タイプの風騒音対策型ルーバーです。
ルーバーの角部に曲面を設けることで、ルーバーに当たる風の角度・強さにより生じる風騒音を低減しました。
屋上設備や非常階段などの目隠しから、日射遮蔽を目的とした開口部前への取付など、人が密接に関わる場所に対しての使用にも配慮した商品です。
詳細はこちら

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